業務用1kgで何杯作れるか
メニューに載せるなら、一杯あたりの原価を把握しておく必要があります。計算は単純です。
基本の割り出し方
杯数 = 内容量 ÷ 一杯の使用量
一杯原価 = 仕入価格 ÷ 杯数
一杯20gなら、1kgで50杯。18gなら約55杯。15gなら約66杯です。
仕入価格が5,000円/kgなら、20g使用で一杯100円。18gなら約91円になります。
提供形態で使用量が変わる
| 提供形態 | 目安 | 1kgあたり |
|---|---|---|
| アイス(水割り) | 20g | 50杯 |
| ホット | 20g | 50杯 |
| ラテ(牛乳割り) | 18g | 約55杯 |
| かき氷シロップ | 20〜25g | 40〜50杯 |
ラテで使用量が少ないのは、乳のコクが加わるためです。
副材料を足す
ラテなら牛乳代が加わります。150ml使うなら、1リットル200円の牛乳で約30円。
一杯原価は「粉+牛乳+カップ・ストロー等」の合計になります。テイクアウトなら容器代の比重が意外に大きくなります。
歩留まりを見込む
計算上の杯数がそのまま出るわけではありません。
計量の誤差、容器に残る分、作り直し。実際には数パーセント目減りします。原価計算では杯数を1割ほど少なく見積もると現実に近づきます。
使い切れるかを確認する
1kgを50杯で使い切るには、一日2杯出ても25日かかります。
粉末は開封後に劣化が進みます。抹茶を扱う店では開封後の目安を2週間から1か月程度としていることが多く、出数が少ない店では大袋が不利になります。
小容量を頻繁に仕入れるほうが、結果として品質と原価の両方で有利になる場合があります。
濃さを決めてから計算する
先に価格を決めて濃さを後から調整すると、味がぶれます。
出したい味の濃さを決め、そこから杯数と原価を出す。この順序のほうが、メニューとしては安定します。
