メニューに加えるとどう効くか
抹茶系のメニューを置く意味は、味だけではありません。
コーヒーが飲めない層への選択肢
カフェの客のすべてがコーヒーを飲むわけではありません。
苦いものが苦手な人、子ども連れ、カフェインを控えている人。抹茶ラテは、この層に向けた選択肢として機能します。甘みがあり、牛乳で割れば飲みやすくなります。
ただしカフェインは含まれます。ゼロを求める客には、麦茶やハーブティーなど別の選択肢が必要です。
設備の追加がほとんど要らない
エスプレッソマシンとミルクスチーマーがあれば、抹茶ラテは作れます。
粉と、混ぜる道具さえあれば足ります。新しい機材を入れる必要がないため、導入の障壁が低くなります。
色で区別できる
緑色の飲み物は多くありません。
メニューに並べたとき、視覚的に他と区別できます。写真での見え方も、この10年の飲食では判断材料のひとつになっています。
展開しやすい
同じ粉で複数のメニューが作れます。
- アイス/ホット
- ラテ(牛乳・豆乳・オーツミルク)
- 炭酸割り
- かき氷やソフトクリームのソース
- 焼き菓子やケーキの材料として
一つの仕入れで用途が広がるため、在庫を回しやすくなります。
季節の波を埋める
冷たい飲み物として広まった経緯がある一方、温かいラテとしても成立します。
夏はアイスやかき氷、冬はホットラテ。年間を通してメニューに残せます。
単価を取りやすい
抹茶は原料として安くありません。そのぶん、価格設定に納得を得やすい面があります。
産地を明記できる場合はなおさらです。「Uji/Kyoto」は海外市場でもブランドとして機能しており、国内でも同様の受け取られ方をします。
注意点
原価は粉の価格だけでは決まりません。牛乳、容器、廃棄。合計で見る必要があります。
出数が読めないうちは、小容量から始めるほうが無駄が出ません。
