ホットで飲むときのコツ
お湯で作ると、冷たいときとは印象が変わります。甘みを強く感じ、香りも立ちます。
甘さの感じ方が変わる
同じ糖の量でも、温かいほうが甘く感じられます。
冷たいときにちょうどよい濃さでホットを作ると、甘すぎることがあります。粉を少なめにしても満足感が出るので、15g程度から試すと調整しやすくなります。
糖を控えたいときは、まずホットで自分の適量を探すという順序が現実的です。
湯温はどうするか
煎茶では湯温が重要です。高い温度では渋みのカテキンが出やすく、低い温度ではうま味のテアニンが出やすいため、玉露を低めの湯で淹れるといった使い分けがあります。
抹茶は違います。粉ごと飲むので、湯温によって成分が選り分けられることはありません。「熱い湯だと渋くなる」という煎茶の常識は当てはまりません。
湯温が変えるのは、溶けやすさ、香りの立ち方、甘みの感じ方です。
熱湯でも問題ないが
強いて言えば、ビタミンCは熱に弱い性質があります。抹茶100gあたり60mg含まれますが、高温で長く置くほど失われます。
溶かしてすぐ飲む分には気にする必要はありません。保温ポットに入れて何時間も置く、といった使い方を避ける程度で十分です。
沸かしたてより、少し落ち着いた湯(80度前後)のほうが香りは穏やかにまとまります。好みの範囲です。
溶かす手順
冷水よりは溶けやすいものの、一度に注ぐとダマになります。
少量の湯で先に練ってから、残りを注ぐ。この手順はホットでも同じです。
温かい抹茶ラテ
牛乳150mlに粉18g。牛乳は温めてから使います。
沸騰させると表面に膜が張り、風味が落ちます。鍋なら沸騰直前で止め、電子レンジなら加熱しすぎないようにします。
粉は湯で先に練ってから、温めた牛乳を注ぎます。冷たい牛乳に入れてから加熱すると、粉が沈んだまま固まることがあります。
冬の飲み方
厚手のマグカップを使うと冷めにくくなります。カップをあらかじめ湯で温めておくと、さらに保ちます。
夜に飲む場合は、カフェインが抹茶の量に比例することを踏まえて、粉を控えめにするという調整ができます。
