グリーンティーはどんな味がするのか
加糖タイプなら、まず甘い。そのあとに茶の風味が来ます。
抹茶そのものを想像していると、拍子抜けするかもしれません。苦みや渋みはかなり抑えられています。
味の要素
茶の味は、主に3つの成分の釣り合いで決まります。
| 成分 | 担当する味 | 茶葉の乾物重量あたり |
|---|---|---|
| カテキン類 | 渋み | 8〜20% |
| カフェイン | 苦み | 2〜4% |
| テアニン | うま味・甘み | 0.5〜3% |
加糖グリーンティーでは、ここに砂糖の甘みが加わります。糖の甘みは渋みの感じ方を抑えるため、カテキンの存在感が下がります。
抹茶がもともと穏やかである理由
加糖だから飲みやすい、というだけではありません。原料の抹茶そのものが、渋みを抑える方向で作られています。
碾茶は覆下栽培で日光を遮って育てます。うま味成分のテアニンは日光を浴びると渋みのカテキンに変わるため、遮ることでうま味を残す。育てる段階で渋みの元を増やさないようにしているわけです。
濃さで印象が変わる
同じ製品でも、粉の量で味はかなり変わります。
薄め(水150mlに15g程度) 甘さが軽く、さらっとしています。食事中にも合わせやすい。
標準(20g) 甘さと茶の風味の釣り合いが取れた状態。
濃いめ(25g以上) デザートに近い濃度。抹茶らしい風味とコクが出ます。
温度でも変わる
冷たいほど甘みは感じにくくなります。氷で薄まることも重なり、アイスはすっきりします。
ホットは甘みを強く感じ、香りも立ちます。同じ粉でも別の飲み物のような印象になります。
牛乳で割ると
乳のコクが加わり、全体がまろやかになります。渋みはほぼ感じなくなり、抹茶ラテらしい味わいです。
抹茶の風味を確かめたいなら水、飲みやすさを取るなら牛乳、という使い分けになります。
製品による差は大きい
抹茶の比率が高い製品は、後味に茶の風味が残ります。糖類が主体の製品は甘さが前面に出て、茶の印象は薄くなります。
香料が入っていると香りだけは強くなるため、香りの強さと抹茶の量は一致しません。
