グリーンティーという言葉が指すもの
同じ言葉が2つの違うものを指しています。ここを分けておかないと、話がかみ合いません。 抹茶や緑茶粉末に砂糖などを加えた、甘い粉末飲料。水に溶かすだけで飲めます。喫茶店で出される冷たい抹茶飲料も、こう呼ばれてきました。
Green Tea Basics
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同じ言葉が2つの違うものを指しています。ここを分けておかないと、話がかみ合いません。 抹茶や緑茶粉末に砂糖などを加えた、甘い粉末飲料。水に溶かすだけで飲めます。喫茶店で出される冷たい抹茶飲料も、こう呼ばれてきました。
牛乳に粉を直接入れると、たいてい失敗します。ダマが残り、底に沈みます。 原因は牛乳の性質にあります。水より粘度があり、脂肪分も含むため、粉が分散しにくい。 湯で先に溶かすのがすべてです。糖の部分がしっかり溶け、
粉末は冷たい水に溶けにくい性質があります。それでも水出しで作りたい場面はあります。 理由は2つあり、別々の成分の話です。 砂糖が水に溶ける量は温度によって変わります。冷たいほど溶ける速度は落ち、粉が残りやすくなります。
甘くて冷たい、というのがもともとの性格です。関西では夏の定番として親しまれてきました。 普及したのは昭和30〜40年代。家庭用冷蔵庫が広まり、氷が手軽に使えるようになった時期と重なります。
英語の green tea は、緑茶全般を指す言葉です。発酵させずに作る茶の総称で、煎茶も玉露も番茶も含まれます。 日本で甘い粉末飲料がこの名で呼ばれるようになったのは、昭和に入ってからのことです。 昭和30〜40年代、
「粉末グリーンティー」とひとくくりにされますが、いくつかの軸で性格が分かれます。 碾茶を石臼で挽いた抹茶を使います。覆下栽培の茶葉なのでうま味が出て、色も濃くなります。原料としては高価です。
小さいほうから始めてください。大容量が得になるのは、使い切れる場合だけです。 抹茶を扱う店では、この期間を目安としています。 パッケージの賞味期限は未開封の状態のもの。半年先の日付でも、開けた時点から品質は動き始めます。
加糖グリーンティーは、そのままかき氷のシロップになります。砂糖を足す必要がありません。 飲むときの標準は水150mlに20gですが、シロップにするならその2倍から3倍の濃さにします。 氷にかけると溶けて薄まるためです。
抹茶そのものには砂糖が入りません。茶道で使われるものも、料理に使うものも無糖です。 では、甘い粉末の「グリーンティー」はどこから来たのか。答えは昭和にあります。 抹茶をもっと手軽に飲んでほしいという発想から、
加糖タイプは甘みが入っているので、そのまま固めるだけで菓子になります。砂糖の分量を考える必要がありません。 動物性。とろりと柔らかく、口の中で溶けます。冷蔵庫で冷やし固めます。沸騰させると固まる力が弱くなるため、
加糖タイプなら、まず甘い。そのあとに茶の風味が来ます。 抹茶そのものを想像していると、拍子抜けするかもしれません。苦みや渋みはかなり抑えられています。 茶の味は、主に3つの成分の釣り合いで決まります。
抹茶の飲み方が日本へ入ったのは、鎌倉時代の初めです。 中国(宋)から帰国した栄西禅師が、当時中国で行われていた碾茶の製法と、粉にして飲む方法を伝えました。 栄西はのちに『喫茶養生記』を著します。
どれも同じ茶の木の葉から作られます。違うのは育て方と加工です。 覆いをかけて育てると、うま味成分のテアニンが渋みのカテキンへ変化するのを抑えられます。 揉むと葉の組織が壊れ、湯に成分が出やすくなります。
道具はほとんど要りません。コップとスプーンがあれば始められます。 牛乳のときだけ少ないのは、乳のコクが加わるためです。 大さじ1杯がおよそ9〜10gなので、大さじ2杯強が20gの目安になります。