保存の仕方で味は変わるのか
変わります。特に色と香りは、置き場所によってはっきり差が出ます。
苦手なものが3つある
抹茶に含まれるクロロフィル(葉の緑色の色素)は、光・熱・空気に弱く、時間とともに分解して黄色や褐色に近づきます。香りの成分も揮発していきます。
粉末は葉のままより表面積が大きいぶん、この変化が早く進みます。
置き場所として避けたいのは、直射日光の当たる窓際、コンロやトースターの近く、そして湿気の多い場所です。
見落とされがちなのが結露
夏場に冷蔵庫で保存する人は多いのですが、ここに落とし穴があります。
冷えた状態のまま袋や缶を開けると、外の空気に含まれる水分が容器の内側で結露します。粉に水分が触れると、その部分から急速に劣化が進みます。
冷蔵庫から出したら、すぐ開けないこと。容器のまま常温に戻してから開封します。この一手間を省くと、冷蔵保存がかえって裏目に出ます。
短期間なら常温のほうが安全
2週間程度で使い切る量なら、常温の冷暗所で十分です。むしろ出し入れによる温度差が生じないぶん、結露のリスクを避けられます。
冷蔵・冷凍が向くのは、夏場や、長く保管する必要がある場合です。
開けたら早めに
一度開封すると、そのたびに空気が入ります。少量ずつ買って早く使い切るほうが、大袋を長く持つより品質は保てます。
購入時に、自分の飲むペースで何日分になるかを考えておくと選びやすくなります。300gなら一杯20gで15杯分です。
味の変化の見分け方
色がくすんでくる、香りが弱くなる、飲んだときに粉っぽさが増す。このあたりが目安になります。
食べられないという話ではありませんが、色は鮮度の分かりやすい指標です。買ったときの色を覚えておくと比べやすくなります。
