グリーンティーに決まった定義はあるのか
「グリーンティーとはこういうものだ」という法律上の定義はありません。商品名として使われている言葉です。
同じ言葉が別のものを指す
日本国内の商品名として 抹茶や緑茶粉末に糖類を合わせた、甘い粉末飲料を指すことが多くあります。喫茶店で出される冷たい抹茶飲料もこう呼ばれてきました。
英語の一般名詞として green tea は緑茶全般を指します。煎茶も玉露も番茶も含まれ、甘さとは関係ありません。
この2つが混在しているため、「グリーンティー=甘いもの」と思う人と「緑茶のことでしょう」と思う人が同時に存在します。どちらも間違いではありません。
定義がないと何が起きるか
製品によって中身がかなり違います。
- 抹茶がしっかり入っているもの
- 緑茶粉末が主で抹茶は少量のもの
- 糖類とデキストリンが大半で、茶の成分はわずかなもの
- 香料や着色料で緑茶らしさを補っているもの
いずれも「グリーンティー」として売ることができます。名前からは中身が判断できません。
中身を見る方法
原材料表示 重量の多い順に並ぶ決まりです。先頭に何が来ているかで、その製品の性格がわかります。原材料の数が少ないほど、何を口にしているかは把握しやすくなります。
栄養成分表示 エネルギーと炭水化物の量から、糖類がどのくらい入っているかの見当がつきます。糖類は1gあたり約4kcalです。
「抹茶入り」の表記も幅がある
「抹茶使用」「抹茶入り」といった表記も、量までは示していません。ごく少量でもこの表記は可能です。
どのくらい入っているかを知りたいなら、やはり原材料表示の順番を見ることになります。表示の順番は、いまのところ中身を推し量るいちばん確実な手がかりです。
