グリーンティーは子どもに飲ませていいの?
はじめに
「子どもにグリーンティーを飲ませても大丈夫?」という質問はよくあります。見た目はお茶でも甘みがあり、カフェインが入っているかも…と心配になる保護者の方も多いでしょう。この記事では、カフェインや糖分の観点から、子どもにとっての安全性と判断ポイントをわかりやすく整理します。
基本的には“少量・たまに”ならOK
- グリーンティーは加糖飲料ですが、1回量を守れば大きな問題はない
- 甘さやカフェインが気になる場合は、量や頻度の調整が大切
カフェインの含有量について
- グリーンティーに使われる抹茶や緑茶粉末には微量のカフェインが含まれる
- 目安:1杯あたり約10〜15mg前後(使用量による)
比較対象 | カフェイン量(目安) |
---|---|
グリーンティー1杯 | 約10〜15mg |
緑茶(100ml) | 約20mg |
ココア(100ml) | 約3〜6mg |
コーヒー(100ml) | 約60mg |
→ 緑茶よりは少なめで、コーヒーの1/4〜1/6程度
糖分はどのくらい?
- 加糖タイプの場合、1杯あたりの糖質は約8〜12g程度
- 清涼飲料やジュース類と同じくらいの甘さがあるものも
飲料 | 糖質量(目安)/1杯 |
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グリーンティー(15g) | 約10〜12g |
100%オレンジジュース | 約20g(200ml) |
コーラ(350ml) | 約39g |
→ ジュースより少なめだが、毎日何杯も飲ませるのは避けたい
年齢別の注意ポイント
年齢層 | カフェイン/糖分への配慮 |
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3〜5歳 | できれば避ける or ごく少量、たまのご褒美に |
小学生以上 | 1日1杯程度なら問題なし |
中高生 | 甘さの嗜好が強くなるため、量の管理が大切 |
飲ませる際の工夫
- 粉末量を減らして薄めに作る(5〜7g程度に)
- 冷たい水で割ると甘さを感じやすく、量を減らしても満足感あり
- 無糖や微糖タイプに切り替えるのも一つの選択肢
まとめ
グリーンティーは、子どもが飲んでも基本的に問題ない飲み物ですが、カフェインと糖分の摂りすぎには注意が必要です。飲む量・頻度・濃さを調整すれば、おやつ代わりや特別な1杯として安心して楽しめる飲み物になります。保護者の判断とバランスがポイントです。