「抹茶入り」グリーンティーは何が違う?

「抹茶入り」グリーンティーは何が違う?

「抹茶入り」という表記は、抹茶が使われていることは示しますが、どれだけ入っているかは示していません。ごく少量でもこの表記は可能です。

中身は製品ごとにかなり違う

粉末グリーンティーとして売られているものには、幅があります。

  • 抹茶が主体で、糖類を合わせたもの
  • 緑茶粉末が主で、抹茶は少量のもの
  • 糖類とデキストリンが大半で、茶の成分はわずかなもの
  • 香料や着色料で緑茶らしさを補っているもの

いずれも「グリーンティー」「抹茶入り」として売ることができます。

抹茶と緑茶粉末は別のもの

抹茶 碾茶(てんちゃ)という茶葉を石臼で挽いた粉。碾茶は覆下栽培といって、新芽の時期に日光を遮って育てます。うま味成分のテアニンが日光で渋みのカテキンに変わるのを防ぐためです。手間がかかるぶん、価格も上がります。

緑茶粉末 煎茶などを粉砕したもの。覆下栽培を経ていないため、うま味より渋みが立ちます。安価です。

どちらも緑色の粉ですが、原料の育て方と加工が違います。

順番で読む

原材料表示は重量の多い順に並べる決まりです。

  • 「抹茶、砂糖」 → 抹茶のほうが多い
  • 「砂糖、抹茶」 → 糖類のほうが多い
  • 「砂糖、デキストリン、緑茶粉末、抹茶、香料」 → 抹茶は末尾に近く、量は少ない

並び順は、いまのところ中身を推し量るいちばん確実な手がかりです。

原材料の数も見る

抹茶と砂糖の2つだけ、という製品もあります。数が少ないほど、何をどれだけ口にしているかは把握しやすくなります。

デキストリンは溶けやすさを助ける目的で使われますが、糖質として計算されます。香料は風味を補うために加えられます。どちらも用途があって入っているもので、あること自体が問題というわけではありません。

味で判断できるか

抹茶の比率が高いほど、うま味とコクが出て、後味に茶の風味が残ります。糖類が主体だと甘さが前面に出て、茶の印象は薄くなります。

ただし香料が入っていると香りだけは強くなるため、香りの強さと抹茶の量は必ずしも一致しません。

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