カフェインを控えたいときのお茶選び
カフェインを控えたい場面はいろいろあります。夜に飲みたいとき、小さな子どもと分けたいとき、体質的に合わないとき。
お茶と呼ばれる飲み物でも、カフェインの有無は原料によって決まります。
そもそもカフェインを含まないもの
麦茶 大麦を焙煎したもの。茶の葉を使っていないため、カフェインを含みません。
そば茶、黒豆茶、ルイボスティーなど これらも茶の葉ではないので、カフェインは含まれません。
「〜茶」という名前でも、原料が茶の木の葉かどうかで話がまったく変わります。
茶の葉から作られるもの
煎茶、玉露、抹茶、ほうじ茶、番茶、紅茶、ウーロン茶は、すべて同じ茶の木の葉から作られます。製法が違うだけで、原料が同じである以上カフェインは含まれます。
ほうじ茶が「カフェインが少ない」と言われることがありますが、これは強く焙じることと、比較的成熟した葉を使うことによる差です。ゼロではありません。
抹茶は量が読みやすい
煎茶は湯に浸して成分を引き出すため、湯温や浸す時間でカフェインの出方が変わります。同じ茶葉でも、淹れ方次第で濃さが違ってきます。
抹茶は粉をそのまま溶かすので、使った抹茶の量でほぼ決まります。作り方による揺れが小さく、量の見当がつけやすいのが特徴です。
加糖グリーンティーの場合は、粉のうち抹茶が何割かによって変わります。原材料表示は重量の多い順に並ぶ決まりなので、「抹茶、砂糖」か「砂糖、抹茶」かで見当がつきます。
「薄める」という選択肢
粉末タイプには、量を自分で決められるという利点があります。
標準が水150mlに20gなら、10gにすれば抹茶の量は半分です。味は薄くなりますが、水を減らして濃さを保つ、牛乳で割ってコクを足すなど、補いようはあります。
缶やペットボトルの飲料ではこの調整ができません。濃さを場面に合わせて変えられるのが、粉末を選ぶ実用上の理由のひとつです。
家族で分けるとき
同じ一袋から、大人は濃く、子どもは薄く作り分けられます。カフェインの量も濃度に応じて変わるため、一人ずつ調整できます。
小さな子ども、妊娠中・授乳中の方など、量に配慮したい場合は、気になる点をかかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
