一杯あたりのカフェイン量をどう考えるか
茶にはカフェインが含まれます。茶葉の乾物重量のうち2〜4%程度です。
ただし「茶葉に何%含まれるか」と「一杯にどれだけ入るか」は別の話です。抹茶ベースのグリーンティーでは、この違いが特に大きく効いてきます。
浸出するお茶と、粉ごと飲むお茶
煎茶や玉露は、茶葉を湯に浸して成分を引き出し、葉は捨てます。カフェインは湯に溶け出しますが、すべてではありません。湯温や浸す時間によって、出てくる量が変わります。
抹茶は違います。葉を粉にして、そのまま溶かして飲みます。葉に含まれるカフェインは、基本的にそのまま口に入ります。
つまり抹茶ベースの飲み物では、カフェイン量は「何gの抹茶を使ったか」でほぼ決まります。湯温や作り方ではあまり変わりません。
加糖タイプは抹茶の比率で決まる
加糖グリーンティーは抹茶に糖類を合わせたものです。一杯20gの粉末でも、そのうち抹茶が何gかは製品によって違います。
- 抹茶の比率が高い製品 → カフェインも多い
- 糖類の比率が高い製品 → カフェインは少ない
原材料表示は重量の多い順に並ぶ決まりなので、「抹茶、砂糖」の順か「砂糖、抹茶」の順かで、おおよその見当がつきます。正確な数値はパッケージの表示で確認できます。
濃度で調整できる
粉末の利点は、量を自分で決められることです。標準は水150mlに20gですが、これは決まりではありません。
粉を半分にすれば、抹茶もカフェインも半分になります。味は薄くなりますが、水を減らして濃さを保つ、牛乳で割ってコクを足すなど、補う方法はあります。
カフェインを控えたいときに「薄める」という選択肢があるのは、粉末タイプならではです。 缶やペットボトルの飲料では、こうした調整はできません。
量に配慮したい場面
カフェインの感じ方には個人差があります。小さな子ども、妊娠中・授乳中の方、カフェインで眠りにくくなる方は、量を意識しておくと安心です。
濃さを一人ずつ変えられるので、同じ製品でも家族それぞれに合わせやすくなります。摂取量の目安が気になる場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談してください。
