茶筅がなくても抹茶は混ぜられる
抹茶を点てる道具といえば茶筅(ちゃせん)です。ただ、加糖グリーンティーを日常的に飲むだけなら、必ずしも必要ではありません。
道具ごとの向き不向きを整理します。
茶筅
竹を細かく割って作られた道具で、細い穂先が粉のかたまりをほぐしながら空気を含ませます。抹茶らしいきめ細かい泡を立てるにはこれが最適です。
一方で扱いには手間もかかります。使用後は水で洗って穂先を上に向けて乾かす必要があり、穂は使ううちに折れていきます。茶碗も、底が平たく口の広いものでないと振りにくくなります。
本格的に楽しみたい人向けの道具です。
小さな泡立て器
もっとも現実的な代用品です。金属製の小型のものが数百円で手に入り、洗いやすく壊れにくい。泡のきめは茶筅に劣りますが、ダマはしっかり消えます。
普通のマグカップでも使えるのが利点です。
ミルクフォーマー
電動で回転させる道具です。手を動かす必要がなく、短時間で均一に混ざります。抹茶ラテを作るときは牛乳の泡立ちもよくなるため、相性がいい道具です。
シェイカー・ふた付き容器
冷たい飲み物ならこれで十分です。粉と水を入れて振るだけで混ざります。ペットボトルやジャム瓶でも代用できます。
そのまま持ち出せるので、水筒で作る場合にも向いています。
スプーンだけの場合
道具を増やしたくないなら、混ぜ方を工夫します。
先に少量で練る。 いきなり150ml注ぐとダマになります。まず大さじ1程度の水か湯を加えてペースト状にし、粉を完全になじませてから残りを注ぎます。
この一手間で、スプーンでもかなり均一になります。
冷たい水はダマになりやすい
粉末は冷水より湯のほうが溶けやすい性質があります。アイスで作るときにダマが残りやすいのはこのためです。
少量の湯で先に溶かしてから、氷と水を加えて冷やす。この順番にすると、冷たくても滑らかに仕上がります。急いでいるときはシェイカーで振るのが早い方法です。
