グリーンティーに含まれる主な成分一覧
加糖タイプのグリーンティーは、抹茶や煎茶とは異なり、甘みを加えることで飲みやすく設計されています。ここでは、一般的な粉末グリーンティーに含まれる主な成分を紹介します。
主な成分と役割
成分 | 役割・特徴 |
---|---|
糖類(砂糖、ブドウ糖など) | グリーンティーの甘さの主成分。冷水でも溶けやすいように調整されていることが多い。 |
緑茶粉末(抹茶・煎茶など) | グリーンティーの風味と色を決定づける主原料。商品により割合が異なる。 |
デキストリン | 粉末を均一に混ぜるために使われる。甘みはなく、食品添加物として安定性に寄与。 |
香料 | 抹茶風味や緑茶の香りを補うために添加。自然由来・合成のものがある。 |
カフェイン | 茶葉由来。多くはないが含まれていることが多く、覚醒効果や利尿作用がある。 |
カテキン | 抗酸化作用で知られるポリフェノールの一種。量は抹茶や煎茶より少なめ。 |
ビタミン類(特にビタミンC) | 微量ながら含まれることがあるが、加工時に失われやすい。 |
栄養成分表示の一例(100mlあたり)
項目 | 数値(例) |
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エネルギー | 約25〜40kcal |
糖質 | 約5〜9g |
カフェイン | 約5〜10mg |
食塩相当量 | 0g未満(無添加が多い) |
※実際の数値は製品ごとに異なるため、必ずパッケージの成分表示を確認してください。
注意点とポイント
- 加糖タイプのため、糖質量は意外と高め。日常的に飲む場合は、1日あたりの摂取量に注意。
- 健康志向の商品では、甘味料を一部ステビアやトレハロースに置き換えている場合も。
- 一般的に、抹茶よりも成分量は控えめだが、飲みやすさを重視した設計が特徴。
まとめ
グリーンティーは「お茶+甘味料+粉末化技術」によって成立した飲料であり、その構成はシンプルながらも工夫が詰まっています。成分の特徴を理解することで、用途や摂取タイミングに応じた選択がしやすくなります。