「糖質」と「糖類」はどう違うか
栄養成分表示で似た言葉が並ぶため、混乱しやすいところです。包含関係を押さえると読み解けます。
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炭水化物 いちばん外側の枠。糖質と食物繊維を合わせたものです。
糖質 炭水化物から食物繊維を引いたもの。糖類のほか、でんぷんや糖アルコールなども含まれます。
糖類 糖質の中でも、単糖類(ぶどう糖、果糖)と二糖類(砂糖、乳糖など)を指します。いわゆる「甘い糖」に近い範囲です。
つまり、炭水化物 > 糖質 > 糖類、という関係になります。
「糖類ゼロ」でも糖質はある
この関係から、表示の意味が読めます。
「糖類ゼロ」とうたっていても、でんぷんや糖アルコール、デキストリンなどが入っていれば糖質はあります。糖質制限をしている場合、見るべきは糖類ではなく糖質のほうです。
ただし糖質の表示は任意なので、書かれていない製品も多くあります。
書かれていないときの見積もり
糖質の表示がない場合、炭水化物の数値から食物繊維を引けば近い値になります。食物繊維の表示もなければ、炭水化物の数値を上限として見ることになります。
抹茶の場合は事情が特殊です。日本食品標準成分表では炭水化物39.5gのうち38.5gが食物繊維なので、抹茶部分の糖質はごくわずかです。加糖グリーンティーの糖質は、ほぼ加えた糖類の量と考えられます。
デキストリンの扱い
原材料でよく見かけるデキストリンは、でんぷんを分解した食品素材です。甘みはほとんどありませんが、糖質としては計算されます。
「糖類ゼロ」の製品にデキストリンが入っている場合、甘くはないけれど糖質はある、という状態になります。
表示の言葉に頼りすぎない
「糖類オフ」「甘さひかえめ」「微糖」といった表現は、製品どうしの相対的な比較に基づくことがあります。
実際の量を知りたいなら、栄養成分表示の数値と原材料の並び順を見るのが確実です。
