人工甘味料が使われている製品の見分け方
原材料欄に、砂糖ではない甘味料の名前が並ぶ製品があります。代表的なものは3つです。
甘さの強さが桁違い
| 甘味料 | 砂糖と比べた甘さ | 味の特徴 |
|---|---|---|
| アスパルテーム | 約200倍 | 砂糖に似た甘味質。風味を強める働きもある |
| アセスルファムK | 約200倍 | 甘みを速く感じ、後味が残りにくい |
| スクラロース | 約600倍 | 砂糖に似た甘味質。雑味を抑える働きがある |
数百倍の甘さがあるため、使用量はごくわずかで済みます。結果として、加えてもエネルギーはほとんど増えません。
なぜ粉末飲料で使われるのか
熱に安定していて、水に溶けやすい。この2点が粉末や清涼飲料に向いています。
甘さ控えめをうたう製品や、糖質を抑えた製品で使われることが多く、砂糖と併用されることもあります。単独では甘みの立ち方が砂糖と違うため、組み合わせて自然な甘さに近づける設計です。
表示での見分け方
原材料表示に「甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)」のように、用途名と物質名が併記されます。
アスパルテームを使った製品には、「L-フェニルアラニン化合物を含む」旨の表示が義務づけられています。フェニルケトン尿症の方が摂取を避けられるようにするためです。該当する方は、この表示を確認する必要があります。
糖アルコールは別の分類
エリスリトール、還元麦芽糖、キシリトールなどは糖アルコールと呼ばれ、人工甘味料とは区別されます。
甘さは砂糖と同程度かやや低く、エネルギーは砂糖より少なくなります。ただし一度に多く摂るとお腹がゆるくなることがあるため、製品によっては注意書きが添えられています。
何も加えていない製品もある
甘味料を使わず、砂糖だけで甘さを作る製品もあります。原材料が抹茶と砂糖の2つだけ、という構成です。
エネルギーは高くなりますが、口にするものの数は少なくなります。どちらを選ぶかは、何を優先するかによります。
