グリーンティーに使われる茶葉の品種とは?
「やぶきた」など主要品種をやさしく紹介
グリーンティーに使われる茶葉は、ただの緑茶ではありません。実は、いくつかの茶葉品種があり、それぞれに味や香りの特徴があります。ここでは、グリーンティーによく使われる代表的な品種を紹介します。
やぶきた(やぶ北)
日本で栽培されている茶葉の約75%以上を占める、もっともポピュラーな品種です。
- 特徴:バランスのとれた渋みと旨味
- グリーンティーへの適性:味の主張が強すぎず、加糖にもなじみやすい
甘さを加えるグリーンティーでは、ベースとして非常に使いやすい品種です。
おくみどり
やぶきたよりもややまろやかでクセが少ない味わい。色も鮮やかで、抹茶原料としても人気です。
- 特徴:苦味が少なく、ほんのり甘味がある
- グリーンティーへの適性:色がよく出るため、見た目重視の商品にも使用されることがあります
ごこう・さみどり など
主に高級抹茶用として使われる品種です。
- 特徴:旨味が強く、香り高い
- グリーンティーへの適性:使用されるのは一部の高級タイプに限られます
こうした品種は、グリーンティーの「プレミアム」ラインなどで見かけることがあります。
品種は記載されていないことも多い
市販のグリーンティー製品では、茶葉の品種が記載されていないケースがほとんどです。
ただ、安定した品質のために「やぶきた」をベースに使っている商品が多いとされています。
まとめ
- グリーンティーに使われる茶葉にもさまざまな品種がある
- やぶきたは代表的で、ほとんどの製品に使われている
- 高級品では「おくみどり」や「ごこう」などが使われることもある
茶葉の品種を知ることで、グリーンティー選びがより楽しくなります。