加糖グリーンティーに使われる糖の種類を比較
グリーンティーの多くは、あらかじめ加糖されており、飲みやすい甘さが特徴です。
しかし、使われている糖の種類によって風味や健康面の印象が変わることがあります。
ここでは、市販製品の成分表示に基づき、加糖グリーンティーに使われる代表的な糖を比較してみましょう。
ショ糖(砂糖)
もっとも一般的に使われている糖です。
- 特徴:自然な甘さ。日常的に使われる白砂糖の成分
- 味の傾向:クセがなくすっきりとした甘さ
- 使用例:家庭用の缶入りグリーンティーや業務用商品で多く見られます
ブドウ糖(グルコース)
ショ糖よりもすっきりとした甘味をもつ単糖類。
- 特徴:素早く吸収されるため、スポーツドリンクなどにも使われる
- 味の傾向:甘さは控えめで、後味が軽い
- 使用例:粉末タイプのグリーンティーに「ブドウ糖」が先に記載されていることもあります
果糖(フルクトース)
果物に含まれる糖で、ブドウ糖よりも甘みが強い。
- 特徴:甘さが際立つため、少量でしっかりした甘味が出せる
- 味の傾向:やや舌に残る甘さ
- 使用例:ブドウ糖と混合されて「果糖ブドウ糖液糖」として使われる場合も
人工甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)
カロリーを抑えるために使用される合成甘味料です。
- 特徴:少量で強い甘味。カロリーゼロ・ローカロリー製品に多い
- 味の傾向:甘味が強く、やや独特の後味
- 使用例:カロリーオフや業務用ドリンクタイプの一部で使用されることがある
甘味料の表示の見方
成分表示は使用量が多い順に記載されます。
「砂糖、抹茶」などと書かれていれば、砂糖の比率が高いことがわかります。
「ブドウ糖、果糖、抹茶」のように複数の糖が使われることもあります。
まとめ
糖の種類 | 特徴 | よく見られる商品例 |
---|---|---|
ショ糖 | 一般的な自然の甘味 | 家庭用・業務用全般 |
ブドウ糖 | 甘さ控えめで吸収が早い | 粉末スティックタイプ |
果糖 | 強い甘味 | 清涼飲料系や混合甘味タイプ |
人工甘味料 | カロリーを抑えた合成甘味 | ダイエット志向の商品 |
グリーンティーを選ぶときは、甘味の種類と量にも注目してみると良いでしょう。