においが移るという落とし穴

においが移るという落とし穴

抹茶の持ち味は香りです。ところがこの香り、周囲のにおいを吸い込むこともあります。

粉は表面積が大きい

抹茶の粒子は1〜10ミクロン程度と細かく、そのぶん空気に触れる面積が大きくなります。

香りの成分が出ていきやすいということは、外のにおいも入りやすいということです。

起きやすい場所

冷蔵庫 キムチ、漬物、魚、カレー。においの強いものが多く入っています。密閉が不十分だとにおいが移ります。

冷凍庫 冷蔵庫より低温ですが、においの問題は同じです。長期保管するほど影響が出ます。

スパイスの近く カレー粉や香辛料の棚に置くと、移ることがあります。

洗剤や石鹸の近く シンク周りの収納は、洗剤のにおいがこもります。

茶筒の使い回し ほうじ茶や紅茶に使った容器をそのまま流用すると、前のにおいが残っています。

対策

二重に密閉する 袋のまま容器に入れる、あるいは密閉袋に入れてから缶に入れる。一枚多いだけで違います。

専用の容器を使う 他の茶や食品と兼用しないこと。洗ってもにおいは完全には抜けません。

冷蔵・冷凍を避ける 2週間程度で使い切る量なら、常温の冷暗所のほうが安全です。においの問題も、結露の問題も避けられます。

移ってしまったら

一度ついたにおいは取れません。

飲用としては厳しくても、菓子や料理に混ぜ込む用途なら使えることもあります。ただし、においの種類によります。

香りを保つほうの工夫

においを入れない対策と、香りを逃さない対策は同じです。

  • 密閉する
  • 空気に触れる回数を減らす
  • 温度を上げない
  • 光を避ける

開けるたびに香りは少しずつ抜けていきます。大袋を長く使うより、小分けにして使う分だけ出すほうが、残りの香りを守れます。

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