チャック付き袋はそのまま使ってよいか
結論から言えば、短期間なら問題ありません。ただし缶や密閉容器ほどの保護は期待できません。
袋の限界
チャック付きの袋は、閉めても完全な密閉にはなりません。開け閉めのたびに微量の空気が入ります。
素材によっても差があります。アルミ蒸着の袋は光と酸素を通しにくく、透明なポリ袋は通しやすい。抹茶が透明な袋で売られていないのは、光で色が落ちるためです。
使うときのコツ
空気を押し出してから閉める 袋の中の空気を抜いてからチャックを閉めると、接触する酸素の量が減ります。
チャックの溝に粉を挟まない 粉が挟まると閉まりきりません。閉める前に溝を軽く払います。
袋を箱にしまう 遮光性が低い袋なら、箱や引き出しに入れて光を遮ります。
移し替えるなら
缶や密閉容器のほうが条件は保てます。
ただし移し替えの作業自体で空気に触れます。乾いた容器を使い、手早く済ませます。湿度の高い日は避けたほうが無難です。
容器の選び方
茶筒(金属製) 遮光性が高く、二重蓋のものは密閉性もあります。
ガラス瓶 密閉性は高いものの、光を通します。中身が見えるのは利点ですが、暗い場所に置く必要があります。
プラスチック容器 軽くて扱いやすい。においがつきやすい素材もあります。
大容量を買った場合
すべてを一つの容器に入れるより、使う分だけ小分けにするほうが有効です。
日常的に開けるのは小容器だけにして、残りは密閉したまま触らない。開ける回数が減れば、それだけ条件は保てます。
結局は量の問題
どんな容器を使っても、時間が経てば変化します。
開封後の目安は2週間から1か月程度。一杯20gなら300gで15杯分です。保管方法を工夫するより、使い切れる量を買うほうが品質を保ちやすくなります。
