茶筒と密閉容器の使い分け
移し替えるかどうかは、買った量と使うペースで決まります。
移し替えなくてよい場合
2週間程度で使い切る量なら、元のパッケージのままで十分です。
移し替えの作業自体で空気に触れるうえ、容器を洗って完全に乾かす手間もかかります。回数が増えるほど、湿気が入る機会も増えます。
移し替えたほうがよい場合
- 大容量を買って、長く使う
- 元の袋の遮光性が低い(透明・半透明)
- チャックが閉まりにくくなっている
容器ごとの性格
茶筒(金属製) 遮光性が高く、二重蓋のものは密閉性もあります。抹茶の保管には昔から使われてきた形です。
内側に和紙や桐が使われているものは、湿気を調整する働きがあります。ただし、においを吸うこともあるため、他の茶に使ったものを流用するのは避けます。
ガラス瓶 密閉性は高く、においも移りません。ただし光を通します。中身が見えるのは利点ですが、暗い場所に置く必要があります。
プラスチック容器 軽くて扱いやすく、安価です。素材によってはにおいがつきやすく、抹茶の色素が移ることもあります。
真空容器 空気を抜けるタイプなら、酸化を抑えられます。手間はかかります。
選ぶ基準
優先順位をつけるなら、遮光 → 密閉 → においを移さないの順です。
抹茶の緑はクロロフィルによるもので、光にもっとも弱いためです。
サイズは中身に合わせる
容器が大きすぎると、中の空気の量が増えます。減ってきたら小さい容器に移し替えるほうが条件は保てます。
小分けという方法
大容量を買った場合、日常的に使う分だけ小さな容器に入れ、残りは密閉したまま触らない。
開ける回数が減れば、それだけ品質は保てます。小分けの作業は、乾いた容器と乾いたスプーンで、湿度の低い時間帯に行います。
洗ったあとは完全に乾かす
水滴が残った容器に粉を入れると、その時点から固まり始めます。
洗ったら、時間をかけて完全に乾燥させてから使います。
