粉が固まったときの対処と、固めない工夫
粉末が固まる原因は、ほぼ湿気です。
粉の表面に水分がつくと、粒どうしが橋渡しされてくっつきます。乾くとその橋が固まり、塊になります。
水分が入る場面
濡れたスプーンを入れる もっとも多い原因です。使うたびに乾いたものを使います。
冷蔵庫から出してすぐ開ける 冷えた容器を開けると、外の空気の水分が内側で結露します。容器のまま常温に戻してから開けます。
湿気の多い場所に置く シンク下、炊飯器の近く、浴室に近い棚などは避けます。
開けたまま放置する 作業中に蓋を開けっぱなしにすると、その間に湿気が入ります。
固まったらどうするか
軽い固まりなら、乾いたスプーンで押しほぐせば使えます。茶こしで漉すと粒が揃います。
ただし水分が入った状態なので、風味は落ちています。早めに使い切るほうがよいでしょう。
次の場合は使わないほうが無難です。
- 全体が板状に固まっている
- においが変わっている
- カビのような斑点がある
乾燥剤は使えるか
食品用の乾燥剤(シリカゲル)を一緒に入れる方法はあります。
ただし粉末に混ざらないよう、袋のまま入れる必要があります。また乾燥剤自体が湿気を吸い切ると効果がなくなるため、定期的な交換が要ります。
そこまでするより、使い切れる量を買うほうが単純です。
メーカー側の工夫
製品によっては、固まりにくくする成分が入っています。
デキストリンは、でんぷんを酸や酵素で分解して作られる食品素材です。粉をサラサラの状態に保ち、固まるのを防ぐ目的で使われます。食品添加物ではありませんが、糖質としては計算されます。
粉を粒状にまとめる造粒という加工もあります。表面積が減るため湿気の影響を受けにくく、水にも溶けやすくなります。
補助材のない製品
原材料が抹茶と砂糖の2つだけ、という製品は、固まりやすい傾向があります。
そのぶん中身は単純です。保管に気をつけ、使い切れる量を選べば実用上の問題にはなりません。
