梅雨と夏の保管
湿度と気温が同時に上がる時期は、粉末にとって条件が悪くなります。
何が起きるか
湿気を吸って固まる 粉の表面に水分がつくと、粒どうしがくっついて塊になります。
変化が速くなる 温度が高いほど、酸化や香りの飛びは進みます。抹茶の緑はクロロフィルによるもので、熱に弱い性質があります。
置き場所の見直し
冬は問題なかった場所が、夏はそうでなくなることがあります。
避けたいのは、直射日光の当たる窓際、コンロやトースターの近く、シンク下、炊飯器のそば。いずれも温度か湿度が上がる場所です。
食器棚の奥や、湿気の少ない引き出しが向きます。
冷蔵という選択肢
夏場は冷蔵も選択肢になります。ただし条件があります。
冷えた容器を開けると、外の空気の水分が内側で結露します。粉に水分が触れれば、そこから急速に劣化します。
容器のまま常温に戻してから開ける。 数時間かかるため、毎日使うものには向きません。
使う分だけ小分けにして常温に置き、残りを冷蔵する形なら現実的です。
エアコンの効いた部屋
除湿されている部屋であれば、常温保存の条件は悪くありません。
問題は、エアコンを止めたあとです。締め切った部屋は温度も湿度も上がります。日中不在にする家庭では、この点を考慮する必要があります。
開けるときの一手間
湿度の高い日は、開ける時間を短くします。必要な分をすぐ取り出して閉める。
計量スプーンは乾いたものを使い、袋の中に入れっぱなしにしないことです。
量を絞る
梅雨から夏にかけては、購入量を抑えるという判断もあります。
一杯20gなら300gで15杯分。この時期だけ小さい容量に切り替えれば、保管の悩みは減ります。
固まってしまったら
軽い塊なら、乾いたスプーンで押しほぐし、茶こしで漉せば使えます。ただし水分が入っているので、早めに使い切ります。
においが変わっている、斑点があるといった場合は避けます。
