食事に合わせるならどのお茶か
飲み物の役割は、料理の味を流して次の一口を整えることです。この観点で見ると、向き不向きがはっきりします。
甘い飲み物は食事に向きにくい
加糖グリーンティーは糖を含みます。粉20gのうち糖類が15gなら約60kcal。甘みが料理の味と競合するため、食事中の飲み物としては扱いにくくなります。
薄めに作れば合わせられないことはありませんが、本来の使い方ではありません。
無糖のお茶が向く理由
ほうじ茶 焙煎の香ばしさが料理の邪魔をしません。脂の多い料理とも合います。渋みが穏やかで、和洋どちらにも使えます。
煎茶 渋みとうま味があり、和食との相性がよい。魚料理の後味を切る働きもあります。
玄米茶 米の香ばしさが加わり、和食全般に合います。カフェインが100mLあたり10mgと控えめなので、子どもと一緒の食卓にも使いやすい。
麦茶 茶の葉を使っていないためカフェインを含みません。冷たくして出せば、味の主張が少なく何にでも合います。
ウーロン茶 脂っこい料理と合わせる習慣があります。無糖ですっきりします。
抹茶は食中より食後
抹茶は味が濃く、うま味も強いため、食事中に飲むと料理と競合します。
和菓子と合わせるのが定番なのは、食後や茶の時間の飲み物だからです。
グリーンティーが合う場面
食事ではなく、間食の時間です。
塩気のあるあられやせんべい、素焼きのナッツと合わせると甘さが単調になりません。牛乳で割ってラテにすれば、焼き菓子との相性も出ます。
濃さで調整するなら
どうしても食事に合わせたい場合は、かなり薄めにします。水150mlに10g程度なら、甘みは軽くなります。
ただしその状態では抹茶の風味もほとんど出ないので、麦茶やほうじ茶を選ぶほうが素直です。
温度も関係する
冷たいほど甘みは感じにくくなります。食事に合わせるならアイスのほうが邪魔になりません。
ホットは甘みを強く感じるため、食後に単体で飲むほうが向いています。
