「抹茶味」と抹茶はどう違うか
コンビニに並ぶ抹茶味の菓子やドリンク。名前に「抹茶」とあっても、中身は幅があります。 原材料に抹茶が使われています。ただし量は分かりません。 使われていることは示しますが、ごく少量でもこの表記は可能です。
Comparisons with Other Teas
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コンビニに並ぶ抹茶味の菓子やドリンク。名前に「抹茶」とあっても、中身は幅があります。 原材料に抹茶が使われています。ただし量は分かりません。 使われていることは示しますが、ごく少量でもこの表記は可能です。
煎茶と抹茶の差は、味の好みの話ではありません。摂れるものが物理的に違います。 煎茶や紅茶は、茶葉を湯に浸して成分を引き出します。飲むのは液体で、葉は捨てます。 このとき湯に出てくるのは、水に溶ける成分だけです。カテキン、
「お茶よりコーヒーのほうがカフェインが多い」という印象は、浸出液で比べればおおむね正しいものです。 日本食品標準成分表と食品安全委員会の資料から、100mLあたりの値を並べます。 コーヒーは煎茶のおよそ3倍です。
差は2点。カフェインと糖です。 麦茶は大麦を焙煎したもので、茶の木の葉を使っていません。だからカフェインを含みません。 そば茶、黒豆茶、ルイボスティーも同様です。「〜茶」という名前でも、
ウーロン茶も緑茶も、原料は同じ茶の木の葉です。分かれるのは加工の途中です。 摘んだ葉は、放っておくと酵素の働きで酸化していきます。 緑茶は摘んですぐ蒸し、酸化を最初に止めます。 紅茶は最後まで酸化させます。
紅茶と緑茶は、同じ茶の木の葉から作られます。品種の違いはありますが、決定的な差は加工にあります。 摘んだ茶葉には酵素が含まれていて、放っておくと酸化が進みます。葉は褐色に変わり、香りも変化します。 緑茶は、
名前に「茶」とあっても、茶の木の葉を使っているとは限りません。ここを分けておくと、カフェインの有無がすぐ判断できます。 煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、抹茶、ウーロン茶、紅茶。
どちらも甘く、和のイメージがあり、温冷どちらでも飲めます。ただ甘さの成り立ちが違います。 砂糖などの糖類を加えています。甘さは製造の段階で決まっており、配合は固定されています。 米のでんぷんを麹の酵素が分解し、
飲み物の役割は、料理の味を流して次の一口を整えることです。この観点で見ると、向き不向きがはっきりします。 加糖グリーンティーは糖を含みます。粉20gのうち糖類が15gなら約60kcal。甘みが料理の味と競合するため、
粉を溶かす。牛乳で割る。甘さは最初から付いている。 作り方がほとんど同じです。似ているぶん、違いもはっきり見えます。 ココアの粉にはカカオの固形分が含まれていて、水に完全には溶けません。抹茶も葉の粒なので、
どちらも緑色の粉ですが、中身は違います。 粉茶は、煎茶などを製造する過程で出る細かい部分を集めたものです。回転寿司の湯呑みで出てくるお茶がこれにあたることが多くあります。 粉末緑茶は、煎茶などを粉砕して粉にしたものです。
どれも緑茶を出発点にしていますが、加える工程が違います。 煎茶や番茶を強火で焙じたものです。 焙煎によって香ばしい香りが生まれ、緑色は褐色に変わります。渋みの成分であるカテキンは熱で変化するため、味は穏やかになります。
加糖グリーンティーの位置づけは、麦茶やお茶よりも、甘い飲み物の側にあります。 糖類は1gあたり約4kcal。粉20gのうち糖類が15gなら、それだけで約60kcalになります。 麦茶や水は0kcalです。
店によって出てくるものが違います。注文する前に、いくつか見分けるポイントがあります。 甘くて冷たい抹茶飲料が出てくることが多くなります。 昭和30〜40年代に、京都や大阪の甘味処や茶舗が夏の定番として扱ってきた流れです。
英語の green tea は、緑茶全般を指す一般名詞です。煎茶も玉露も番茶も含まれ、甘さとは関係ありません。 日本では「グリーンティー」が、抹茶や緑茶粉末に糖類を加えた甘い粉末飲料を指すことがあります。