贈り物に向いている理由と、向かない場合
茶が贈答に使われてきたのには、いくつか理由が重なっています。
向いている点
消えもの 飲めば残りません。相手の家の収納や好みを考えずに済みます。置物や食器のように、使われないまま残るということが起きにくい品です。
日持ちする 粉末は軽く、常温で送れます。加糖タイプは糖が食品中の自由水を減らすため、変質しにくい構成でもあります。冷蔵や冷凍が要らないのは、贈る側にとって扱いやすい条件です。
好みが分かれにくい コーヒーや紅茶ははっきり好みが分かれます。抹茶そのものは苦みがあり、飲み慣れていないと持て余すこともあります。
加糖グリーンティーは甘みがあり、水にも牛乳にも溶けます。飲み方の幅があるぶん、相手の好みが分からなくても外しにくくなります。
日本らしさが伝わる 海外の方への贈り物としても選ばれます。抹茶は matcha として海外でも知られるようになりました。
向かない場合
カフェインを控えている相手 抹茶が入る以上、カフェインは含まれます。妊娠中の方や、医師から制限を受けている方には確認が必要です。
糖の摂取に配慮している相手 加糖タイプは糖類が主体です。粉20gのうち糖類が15gなら約60kcalになります。
飲む習慣がない相手 道具は要りませんが、それでも「作る」手間はあります。開けないまま賞味期限を迎える可能性があります。
すでに同じものを持っている 茶は贈答の定番であるぶん、重なることもあります。
迷ったときの補い方
飲み方を添えると、使われる確率が上がります。水150mlに20g、牛乳なら150mlに18g。この程度で十分です。
濃さを自分で調整できる点も伝えておくと、甘さが気になる相手でも使いやすくなります。
選ぶときに見るところ
原材料表示は使用量の多い順に並びます。抹茶が先か糖類が先かで、中身の傾向が読めます。
産地の記載があれば判断材料が増えます。京都・宇治は碾茶の産地として知られています。
