季節ごとの飲み方

季節ごとの飲み方

同じ粉です。温度と割り材を変えるだけで、一年通して使えます。

春

気温が上がって、冷たいものが欲しくなる時期。

いちごが合います。牛乳で割ったところに潰して沈めると層になります。

作り手にとっては新芽の季節でもあります。宇治では4月から5月にかけて覆いがかけられ、茶樹が見えなくなる。抹茶の原料が育つのはこの時期です。

夏

もともと夏の飲み物でした。昭和30〜40年代、冷蔵庫の普及とともに広まっています。

炭酸割りが向きます。甘さが軽くなり、後味が切れる。レモンを絞ればさらに爽やかに。

かき氷のシロップにもなります。飲むときの2〜3倍、水50mlに粉20g程度で溶いて冷やしておく。

凍らせる手もあります。製氷皿で固めたものを牛乳に入れると、溶けるにつれてラテに変わります。薄まりません。

秋

ホットに切り替える時期です。

温かいほうが甘みを強く感じるので、粉は少なめでも足ります。

ほうじ茶で割ると焙煎の香ばしさが加わって、季節に合います。

さつまいもや栗の菓子と合わせるなら、飲み物は薄めに。甘さが重なります。

冬

抹茶ラテの季節。温めた牛乳150mlに粉18g。沸騰させると膜が張るので、直前で止めてください。

厚手のマグを湯で温めておくと、冷めにくくなります。

ウイスキーを少し落とせば、食後の一杯になります。

一年変わらないこと

少量の湯で先に練ってから、残りを注ぐ。水150mlに20g、牛乳150mlに18g。濃さは自分で決める。

この3つはどの季節でも同じです。

保存だけは季節で変わる

夏は冷蔵や冷凍も選択肢になります。ただし冷えたまま開けると結露する。容器のまま常温に戻してから開けてください。

2週間で使い切る量なら、常温の冷暗所のほうが温度差が生じず安全です。

冬は湿気が少なくて扱いやすい反面、暖房の効いた部屋は温度が上がります。コンロや暖房器具の近くは避けてください。

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