はじめての一杯をどう作るか
道具はほとんど要りません。コップとスプーンがあれば始められます。
まず標準の比率で
- 冷たく:水150mlに粉20g
- 温かく:お湯150mlに粉20g
- 抹茶ラテ:牛乳150mlに粉18g
牛乳のときだけ少ないのは、乳のコクが加わるためです。
大さじ1杯がおよそ9〜10gなので、大さじ2杯強が20gの目安になります。何度か作れば感覚がつかめます。
最初の一手間だけ守る
いきなり150ml注がないこと。 これだけで仕上がりが変わります。
粉に大量の液体を一度に注ぐと、粉のかたまりの表面だけが濡れて膜になり、内側まで水が入りません。これがダマの正体です。
先に大さじ1程度の水か湯を加え、練ってペースト状にしてから、残りを注ぎます。
冷たいものを作るとき
粉は冷水より湯のほうがなじみます。アイスを作るときも、少量の湯で先に溶かしてから氷と水を足すと滑らかになります。
急ぐなら、ふた付きの容器に粉と水を入れて振る方法もあります。
道具を足すなら
小さな泡立て器 数百円で買えて、洗いやすく壊れにくい。茶筅の代わりとして実用的です。
ミルクフォーマー 電動で混ぜるもの。手を動かさずに済み、ラテを作るときは泡立ちもよくなります。
茶筅は本格的ですが、使用後に穂先を上に向けて乾かす必要があり、穂は使ううちに折れます。日常的に飲むだけなら必須ではありません。
自分の濃さを見つける
標準の比率は出発点にすぎません。
甘すぎると感じたら粉を減らす。薄いと感じたら増やす。粉末の利点は、この調整が一杯ごとにできることです。
甘さを控えたいときは、まずホットで試すと分かりやすくなります。温かいほうが甘みを強く感じるので、少ない粉でも満足しやすいためです。
保管の基本
開けたら、光・熱・湿気を避けます。濡れたスプーンを入れないこと。
冷蔵庫に入れる場合は、出してすぐ開けないでください。冷えた容器を開けると内側で結露し、そこから急速に劣化します。常温に戻してから開けます。
開封後は2週間から1か月程度で使い切るのが目安です。
