栄養成分表示に必ず書かれている5項目
容器包装された加工食品には、栄養成分表示が義務づけられています。ただし、必ず書かれているのは5項目だけです。
必ず載っている5項目
- 熱量(エネルギー)
- たんぱく質
- 脂質
- 炭水化物
- 食塩相当量
この順番も決められています。カテキンやカフェイン、ビタミン、ミネラルは義務の対象外なので、書かれていないことのほうが多くなります。
表示の単位を確認する
数値が何あたりのものかは製品によって違います。
- 100gあたり
- 一食(一杯)あたり
- 一包装あたり
「100gあたり」の表示を一杯分と読み違えると、実態と大きくずれます。粉末飲料では一杯20g前後で使うことが多いので、100g表示なら5分の1が実際に近い量です。
炭水化物の内訳は任意
炭水化物は義務項目ですが、その内訳である糖質・食物繊維・糖類の表示は任意です。
ルールがひとつあります。糖質か食物繊維のどちらかを表示する場合は、両方を表示しなければなりません。 一方で、炭水化物の内訳として糖類だけを表示することは認められています。
だから製品によって、表示の詳しさに差が出ます。
抹茶は食物繊維が多い
日本食品標準成分表によれば、抹茶100gの炭水化物39.5gのうち、38.5gが食物繊維です。
つまり抹茶そのものは、炭水化物の数値が大きくても糖質はごくわずかということになります。加糖グリーンティーで炭水化物が多いのは、加えられた糖類の分です。
炭水化物の数字だけを見て糖の量を判断すると、この差を見落とします。
誤差の範囲がある
表示値には許容される誤差の幅があります。分析値そのものではなく、合理的な推定に基づく値が表示されている場合もあります。
厳密な管理が必要な場合は、表示を目安として扱い、必要に応じて製造者に問い合わせるのが確実です。
